風水思考で成功させるモノトーンインテリアのキッチンコーディネート
目次
北にあるダイニングボードの色を黒で考えていますがキッチンのシンクも黒なので風水的に黒が多くても大丈夫でしょうか?
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新築のマイホームでダイニングボードの色を黒にしようかと考えています。自分は風水が好きでインテリアなどを決めていますが、北は黒を取り入れてもいいが取り入れすぎは良くないとあったので悩んでいます。というのもキッチンのシンクは黒の木目調、バスルーム、化粧台も黒の木目調で決めていて、さらにダイニングボード も黒の木目調にしてしまうと黒が多すぎやしないか?と悩んでいます。
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モノトーンインテリアは、男子にとって憧れますよね^^
ところで相談者様は、料理もされるのでしょうか?
というのも、実際にキッチンを使われるのが奥様であれば、奥様のインテリアの好みはどうなんだろう?って、余計な心配をしちゃいました^^
で、ここは奥様もご主人の好みと同じく、モダンなキッチンインテリアを目指しておられるとして、風水的か観点でお話を進めさせていただきますね。
おっしゃるように北の方位は水の象意があり、水のラッキーカラーは黒やグレー、濃紺などの暗い色が中心になります。
その点、モノトーンインテリアは北にあるキッチンにふさわしいカラーコーディネートになりますが、気をつけてほしいのは色の持つ温感をどう考えるかです。
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黒は陰の氣が強く部屋の中で黒を多用すると、健康面・精神面に影響を強く及ぼすので注意したい色です。黒をメインとしたインテリアにするのではなく、アクセントカラーとして他のカラーと上手にコーディネートするのがポイントです。
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黒と相性が良い色を使ってキッチンをトータルコーディネート
風水では北の部屋に相性が良いからと、カーテンもベッドカバーもすべて黒で揃えてしまう方がおられます。
ショッピングしているときはモダンな部屋の完成を目指してワクワクしていたものの、いざ部屋で使ってみると黒づくしのインテリアに圧倒されて不安がよぎります。
心配になってネットで調べてみると、黒いインテリアについてあまりよろしくない情報ばかり目に飛び込んできます。
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#4FC3F7″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″]やっちまったなぁ~[/st-minihukidashi]
黒そのものが悪いわけでなく、使う分量を間違えると陰の氣が強くなりすぎて、黒を多用することに不安を覚えてしまうからです。
日本では黒といえば学生服、冠婚葬祭の服、就職活動のリクルートスーツなど、普段あまり使わない色なので慣れていないというのもあります。
黒は個性を打ち消すほどパワーを持つので、日本ではこうした団体行動を取るときにふさわしい色として使われてきたのでしょうね。
そんな黒をベースにしたモダンなキッチンコーディネートは、その空間に占める黒の分量を調整することで陰の氣をコントロールすることで可能になります。
北の方位のラッキーカラーはグレーも含まれるので、黒ばかり多用せずグレーの配色で馴染ませることも有効なテクニックになります。
また「白黒」という言葉があるように、「白」の面積を大きくすることで黒が際立つということもあります。
風水の五行で考えれば、黒やグレーのサブラッキーカラーとして、白・金・銀・アイボリー・ベージュが使えます。
これらは五行の「金」に象徴されるラッキーカラーであり、金から水が生まれる相生(そうじょう)の関係性から、一緒に使うととてもまとまりのある空間を演出することができます。
事例写真のキッチンでは冷蔵庫やオーブン、電子レンジのカラーをメタリックなシルバーで統一することで、天井と壁面のメインカラー白とペンダントライトそしてカウンターチェアの黒をうまく橋渡しできているのがわかります。
北の部屋は冬になると特に冷えますので、奥様が調理されることを考えると無機質なモノトーンから受ける「温感」についても配慮が必要です。
夏はヒンヤリ冷たく感じるメタリックなインテリアは、冬になれば冷蔵庫の中で料理している心理状態になってしまうので注意しましょう。
風水ではカラーバランスを重視してインテリアをコーディネートするとうまくいく
モノトーンインテリアの配色分量の基本は、白>アイボリー>グレー(メタリック)>黒 の順で面積比をトータルで考えるとうまくいきます。
事例写真のコーディネートを参考にしてみると、
・床・壁・天井はメインが白
・ラグカーペットがアイボリー
・ソファーがアッシュブラック
・クッションが白と黒
・花瓶が黒
・鉢植えがメタリックシルバー
・テーブルの天板が木目で足がシルバー
・チェアの本体が木目で足がシルバー
・観葉植物のグリーン
・花瓶の花が赤
・照明スタンドがアイボリー・黒・シルバー
とこのような構成になっています。
黒はかっこいい!という思い込みで黒ばかり揃えるのではなく、どこに黒を持ってくると引き立つか、その部屋のメインとして存在感を放てるのか、そこをイメージしてトータルで配色を考えてみましょう。
白ばかり使うと無難すぎる、というのは思い込みに過ぎません。
ぜひお部屋の中でストーリーを組み立てながら、「白>アイボリー>グレー(メタリック)>黒」の配色バランスを実践してください。