風水の本を読めば読むほど頭が混乱する理由
目次
風水の本は結論にたどり着くまでのプロセスが欠けている
[st-cmemo fontawesome=”fa-user” iconcolor=”#42A5F5″ bgcolor=”#E3F2FD” color=”#000000″ iconsize=”200″]いま新築を検討中でなるべくいい間取りにしたいと思い、風水の本を何冊か参考にして作り始めましたが、本によってまとまりがなくもう混乱して意味が分かりません。どうやったら風水的に、理想の間取りを作ることができるでしょうか?[/st-cmemo]
その気持ち痛いほどわかりますよ、20年前の私もあなたと同じような思いをしましたから。
私の場合はカーテン販売で風水の相談を受けることがあったので、少しぐらいは風水の知識を持っていないとプロとしてまずいんじゃないかと思い、風水の本をたくさん買ってきて猛勉強しました。
玄関に始まり、リビング、キッチン、寝室、子供部屋、トイレ、風呂、洗面所など、部屋別に風水のテクニックが書かれていました。
一度に覚えきれないのでノートに書いて整理しようと始めてみると、書いてある本によって内容がバラバラで全然まとまらないのです。
風水の基本を学んだ今だからこそわかることは、風水の本で得られる内容は「エンタメ風水」つまり娯楽向けだったということです。
[st-cmemo fontawesome=”fa-hand-o-right” iconcolor=”#3F51B5″ bgcolor=”#E8EAF6″ color=”#000000″ iconsize=”200″]風水の本に書かれていることは、あくまで読者の関心を引いてが喜びそうなネタを中心にまとめられたもの。どちらかというと占い的な要素が強くて、不特定多数に向けたエンターテイメント風水である。[/st-cmemo]
風水の本を読んでそのテクニックをまとめようとしても、なかなかその本質というかルールというか、なんでそんな風になるの、どうしてそう言えるのという疑問に対して、明快に理解できる根拠がどこにも書かれていないからです。
そもそも今住んでいる人に向けて開運のためのテクニックを中心に書いていますので、これから家を建てる人に向けてどういった間取りを考えれば理想的なものになりますよという内容にはなっていません。
家づくりに必要な風水を使った間取り計画には手順がある
風水の本はとにかく運気アップをするためのテクニックを部屋ごとに書いてあるだけで、これから間取りを作ろうと考えている人にはまったく参考にならないし混乱するばかりです。
新築住宅の間取りプランを考える上で必要な手順は、
- あなたや家族の生年月日から本命卦を知る
- ご主人をメインにして、まずは八方位における吉凶を調べる
- 玄関→寝室→リビングの順に、それぞれ吉方位に作る
- 凶方位には、キッチン、水回りを作る
- 家族それぞれの寝室を吉方位に作る
- 全部見たそうとせず、優先順位を付けて調整する
大まかには、このような手順になります。
風水と家相は別物であり両方使うとさらに混乱
家相で言うところの鬼門と裏鬼門は、風水にはその概念がありません。
あくまでもご本人の方位別吉凶をベースに、毎年その八方位に飛星する吉凶星の影響を部屋別に判断して、その年の運気対策を図るのが本来の風水になります。
家相でどんな良い間取りを作っても未来永劫家族全員トラブルに遭わない保証はありませが、風水は間取りだけでなく人間風水を使って住む人に毎年フォーカスしてサポートしていきます。
その詳細につきましては、無料電子書籍「10倍幸せになれる間取りプラン」に書いておきましたので、ぜひそちらを参考にしてあなたの間取りプラン作成に役立ててください。